MESSAGE FROM THE PRINCIPALS校長挨拶

高等学校中学校校長挨拶

帝京大学可児高等学校中学校校長 加藤昭二

 6年間を通じて体系化した教育課程を運用できる学習環境、生活環境が整った本校を学びの選択肢として捉えていただけることを感謝いたします。本校では少人数クラス編制のもと、学力の向上、発達段階に応じたキャリア教育を大切にし、今日に至っています。

 授業料を負担して学ぶ以上は、単に「連続して高等学校へ入学できるだけの中高一貫校」という存在だけでは満足できるものではありません。

  1. 一貫生の割合が高く、閉ざされた教育環境でなく、一般生と切磋琢磨し互いの良さが消えてしまっていない学校
  2. 質の高い文武両道を目指し、学校全体で一定の大学進学実績を着実に積み上げている学校
  3. 系列大学が進路希望の実現を図るとき、いざという時に進学の保証がある学校(例えば医師や薬剤師を目指す場合の選択肢の提供がある)

 このような要素を考慮して、じっくりと自分に見合った進路選択ができるならば、公立と違い、一定の学費を負担しても学ぶ価値がある一貫校であると考えています。

 帝京大学可児では中高一貫教育のカリキュラムにより、発展的な学習内容を積極的に取り入れ、高校の学習にスムーズに移行できるよう工夫しています。また、ICT教育や英語教育をはじめ、特色ある様々な学びのプログラムが用意され、「自分に合った、自分を伸ばせる学校」として、生徒一人ひとりを大切にし、面倒見の良いことも本校教育のメリットのひとつです。「分からないことがあるから、学ぶのが楽しい!」という気持ちで、本校でさまざまなことに挑戦しながら、新しい自分を発見し、自己の可能性を粘り強く追求してくれることを期待しています。

 本校の『努力をすべての基とする』という建学の精神の原点はそこにあると考えています。

帝京大学可児高等学校中学校校長 加藤昭二