MESSAGE FROM THE PRINCIPALS校長挨拶
高等学校中学校校長挨拶

二十一世紀も四半世紀が過ぎようとしています。2022年末に対話型生成AI「ChatGPT」が登場するなど、生成AIの急速な普及は社会全体に大きな変化をもたらしています。教育分野では、「学びの本質」が問われる時代が到来しています。地球規模での環境問題、多様な価値観が交錯するグローバル社会の拡大の過程で、私たちは今、「持続可能な未来の創造」という大きな課題と向き合っています。こうした時代に求められるのは、単なる知識の獲得にとどまらず、自ら課題を見つけ、考え、他者と協働して解決へと導く力です。そのために本校では、「思考力・判断力・表現力」、そして「多様性を尊重し、協働する姿勢」を育む教育を目指しています。
帝京大学可児高等学校中学校には、全国から色々な夢や期待を持つ生徒たちが集まっています。国公立大学や難関私立大学への進学を目指す人、国際社会での活躍を視野に入れる人、部活動に情熱を注ぎ、プロの舞台を目指す人──それぞれの目標に向かって、全力で挑戦できる環境が整っています。
本校の学びの柱は、コースごとの特色あるカリキュラムとICT環境の融合です。1人1台端末と学習支援クラウドを活用し、「いつでも、どこでも学べる」環境を実現。さらに、今後は、AIを活用した個別最適化学習や探究活動も視野に入れた教育を進めます。
また、2022年度に「国際バカロレア(IB)ディプロマ・プログラム」コースがスタートし、7名の常勤のネイティブ教員により。教科・科目を英語で学ぶIBコースの教育は、論述力思考と探究を深め、国際人を育てます。さらには、一般コースにも、バイリンガルのネイティブの英語教員3名が指導していますので、英語を学ぶ豊かな環境が広がっています。
世界は今、大きな転換期を迎えています。しかしだからこそ、生徒一人ひとりが「自分の未来を、自分の手で拓く」ことが何よりも大切です。私たちはその可能性を信じ、支え、引き出します。
「分からないから、学ぶのが楽しい」──その想いを胸に、ぜひ帝京大学可児で、自分だけの学びと成長を始めてください。
建学の精神である『努力をすべての基とする』は、挑戦と成長を続けるすべての生徒に寄り添っています。